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ぼかして、とかして、なんとなく、今日も。
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また久しぶりの更新になってしまったのですが、にもかかわらず若干感じの悪い記事です(笑)。
よろしければお付き合いくださいませ。


今年の春で、現在お世話になっております大沢事務所に所属してから9年になります。
あと一年。惜しい感じ。
では10年前の春に私が何をしていたかと申しますと、舞台俳優を目指して、ある劇団の研究所に入所したところでした。
舞台のお芝居、といってもいろいろジャンルがあるのですが、そちらは所謂『新劇』に重きをおいており、その後一年間みっちりと、新劇系のお芝居の勉強をさせていただいたのでした。
ちなみに、そのお勉強が一年で終わってしまったのはいろいろ残念なポイントであり…ぶっちゃけ査定に漏れて一年で強制卒業しました。
しかしその後の事を考えると、これはなるべくしてなった事だと思うので、今では感謝しかありません。
含みを持った文になってそうだけど、いや本当に。
みんなにありがとう。


という流れで、研究所を卒業した春に今の事務所に拾っていただき、その後は芝居の道よりは語りの道を志すようになり、自分の本分はナレーションにあるのかなあとか、それなりに真剣に考えるようになった、9年目の春。
事務所の先輩・大黒和弘さんからご縁をいただきまして、大黒さんの活動されている団体に客演させていただく事になりました。
いただいた台本は、新劇の台本でした。


知識がないので、ツルっとwikipedia先生に頼らせていただくのですが、

新劇(しんげき)は、ヨーロッパ流の近代的な演劇を目指す日本の演劇を指す。旧劇(歌舞伎を指す)、新派(書生芝居の流れ)に対する言葉。当初翻訳劇を中心に始まり、歌舞伎や新派の商業主義を批判し、芸術志向的な演劇を目指した。

っていう感じのアレです、新劇。
事務所に所属してからも、何度かご縁をいただき舞台に客演させていただく機会はあったのですが、そもそも上演される機会自体が多くないこともあり、新劇台本には触れずに過ごしてきた9年間でした。
今の、このタイミングで、こんな台本を預けていただいた事に、少し巡りあわせめいたものを感じています。
10年目じゃなくて9年目って辺りが特に。


もっとも、これは新劇でこれはアングラでこれは小劇場で...とかそういうカテゴライズを、演者の立場でするのもなんだかナンセンスな気がします。何よりカッコわるい。
でも、このお話をいただいた時に、真っ先に「うわああああああ、新劇だああああ!!!」と思ってしまったのも事実で。
だからこれは、半分くらい自分のための日記です。
残りのもう半分は……お察し下さい、宣伝です。

DOUBE JEU

ご都合がよろしくて、そして興味を持っていただけるようでしたら、気にかけていただけますと幸いです。
(リンク先はこのブログの別記事です。公演詳細になっています。)


役者として、良い芝居を作り上げることがもちろん一番大事ですが、この公演は自分にとっても大事な経験になるような気がしています。


うん、感じ悪いなあとは思いつつ(笑)、宣伝記事で失礼いたしました。
書いてたら急に恥ずかしくなってきたけど、台本見てると幸せだなあとか思ってしまうのです。
すみません(笑)。
最後までお付き合いくださってありがとうございました!!
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